社会不安障害の自分〜冷汗奮闘記〜

こんばんは

お読みいただきありがとうございます

このシリーズも今回が最終回となります

私の体験として綴らせていただいた社会不安障害

いろいろ書物も出版されており、神経症の一つという括りで対処法も紹介されています

どうしてこういった症状が出るのか、私がすべてではありませんが、シリーズをお読みいただくとその一端を垣間見ることができます

メンタルの症状は相対的に、その人が持つストレスの耐性に関わるものが多いです

遺伝性も僅かにあるようですが、もともと持つストレスの枠組みを超えるか超えないか、超えることにより発症する

そして、ストレスと感じる度合い、どこでストレスとするのかも人それぞれです

脆弱性という言葉がありますが、人はそれほどストレスに強くはありません

根性でなんとかなるというものでもありません

昔と比べたら弱くなった、そうかもしれませんが、そのころと今では生きていく環境が異なります

現代社会で生きる私たち、誰もがストレスを抱えています

病状も多岐を渡るのではないでしょうか

社会不安障害がとりだたされるようになったのは最近のことです

人は一人きりでは生きられません

必ず人と交わります

そこに不安を感じる、袋小路に入ったような

そして引きこもってしまう

症状はいろいろですが、元は一つかな、そんな感じがします

なってしまったら人間治したいと思います

また、逃げたいとも思うでしょう

前稿で治療には、カウンセリングと薬物の選択と書きました

また、その併用もあります

私も結果論として述べますが、やはり薬の効果に期待しますよね

ですが、メンタルの場合薬に過度な期待を寄せるのではなく、補助的な意味合いに捉える方がいいのかもしれません

私は選択しませんでしたが、人に対する不安なら人と関わることによって改善される、カウンセリングの併用も大事だったんじゃないか、今そう思っています

メンタルの治療には時間がかかります

そして、それに関わる費用もばかになりません

保険適用が基本ですが、保険の一部負担金を軽減できる方法もあります

私もそうでしたが、症状が重く長期化する場合、重度かつ継続と診断されれば、自立支援受給者証の交付を受けることができます

所得制限があり、それによって月々の支払い額に上限が定められ、それ以上の負担金はありません

また、その都度の支払いは、自己負担金の一割です

病気とうまく付き合い、そして症状を軽減させ、自分に自信を持つことが出来れば、おのずと克服に向けた道が広がります

どこかゴールかは人それぞれです

私は頑張るという言葉はあまり好きではありません

言われなくても、みんな頑張ってます

頑張っても頑張りきれない先がこの障害なのです

中々、理解されにくいのがメンタル疾患です

しかし誰にもなる要素はあります

受容され、障害を病気として捉えられるようになることを祈念し、また様々な長い経緯が起因となっている事実をお伝えし締めくくりたいと思います ありがとうございました

社会不安障害の自分〜冷汗奮闘記〜

こんにちは

お読みいただきありがとうございます

これまで私自身が体験してきたエピソードから社会不安障害に焦点を当ててきました

今回は少し視点を変えて、客観的なところから見つめなおしてみたいと思います

社会に対する不安、人に対する不安

これらは多分、多かれ少なかれ以前からあったものと思われます

近年になり、ストレス社会と呼ばれる中で若年層の精神科受診者が増えるとともに、うつ病を始め精神疾患が広く伝えられるようになって、昔に比べ理解も深まってきています

大手を振って精神的なくるしさを言えるようになったのかなと感じます

私もそうですが、精神疾患は突如として引き起こされるものではなく、幼少期や思春期に培った生活体験が大きく影響しているものが多いです

身体疾患は治療すればある程度は治癒します

しかし精神疾患の場合は、カウンセリングや薬物により症状を軽減することは出来ますが治癒までは難しく、時間を要します

私も職業柄きちんと診断を受け、治療に結びつけるのが大切なのは理解していますが、内科や整形とは違い精神科、心療内科とくると誰もが二の足を踏むのではないでしょうか

及ばずながら私も相当勇気がいり、もうだめだと感じてようやく治療に踏み切りました

そうですよね

やっぱり自分の心のうちを他人に話すこと、おいそれとは出来ませんよね

恥と思っている、また精神科病院のイメージや精神疾患に対する偏見など二の足を踏ませる要因も多いです

私の場合受診したものの、成果と思えるものはあまりありませんでした

そうして今も引きずっています

また、それをもとにした後始末にも追われています

薬の怖さもわかりました

しかし、行動を起こさなければ何も変わらないのも事実です

精神疾患に対する相談窓口も増え、気軽に相談出来るようになってきています

治療までいかずとも、相談する、聞いてもらうだけでも随分違うものです

一歩踏み出しませんか

では、この辺で失礼します

社会不安障害の自分〜冷汗奮闘記〜

こんにちは

お読みいただきありがとうございます

奮起記と称して、私の半生を綴らせていただきました

共感いただけた方、これが全てではありませんが、このような症状を持った人がいるんだなと思ってもらえただけでも嬉しく思います

さて、クリニックに通い服薬も続けてきましたが、最近薬を切ることが出来ました

事故、居眠りなど薬の副作用が原因だと自分の中で腑に落ちた

のと、効果はどこまであったのかという疑問

こういった自分の中での切り替えから薬を遠のかせ、断薬にいたりました

薬を切ったからどうなのか

何も変わりませんでした

薬の量も最盛期に比べて減少していたのもありますが、呆気ないものだなというのが正直なところです

薬は切りましたか、根本的には何も変わっていません

気持ちの弱さとぐらつき

自分の半生を悲観することも

そういったとき、まだ残っている薬に手を伸ばしてしまいます

どこかで薬に頼りたい自分がいます

特に効果は期待出来ないとわかっているのに

だれに向けたらいいの?

きっとわかってもらえないし

ジレンマです

これまであったこと

トラウマになってます

ですが、薬を切りたいとの気持ちもあり、そのせめぎ合い

苦しくなります

どうやってモチベーションを上げるが、そして安定させるか課題です

性格もあるんでしょうね 外面は何もないような顔して でも、本心はその真逆 客観的に見る自分がいて、頭の中はいろいろな思考でいっぱい 大丈夫?と自分を心配したりして 今回はこの辺で 失礼します

社会不安障害の自分〜冷汗奮闘記〜

こんにちは

お読みいただきありがとうございます

薬の副作用の怖さについて前回書かせていただきました

そして認めたくないという私の気持ちも

転職と事故、この因果関係が今なお大きく影響しています

このような状況でも一定の経験と資格、挑戦したい!っという気持ちもあって、管理職の立場での仕事を求めました

ですが、社会不安障害とは別に人間関係やパワハラ、不正な雇用、倒産

様々な事態が待っていたのです

生活への影響も半端なく襲ってきました

今の私はというと、金銭的な事情もありますが、地元を離れ遠距離通勤にて再度現場での職に就いています 先の仕事も同様だったのですが、その頃はまだ都会思考といいますか、環境を変えたいとの気持ちも強く、自己満足感に支えられていました が。現場に出てみて直に地域と関わり始めたら、えらいもんです 今度は地元思考に変わりました 変に心が動かされて しかし、ただ単に地元に帰ったのではまた同じことの繰り返しです ちょっと違った目線で、そして現実的に手が届くかもしれないところの目標をもって、もう一度奮起することにしました 実際、身体持つかな?時間あるのかな? いろいろ不安はあります でも、後で人生を振り返って”よく頑張った!”って思いたいですよね 人生の右肩上がりを求めて では失礼します

社会不安障害の自分~冷汗奮闘記~

こんにちは

いつもお読みいただきありがとうございます

 

冷汗を拭きつつ奮起してきた私

もう一つ勇気を出して、よし!受診してみようと地元(職業柄顔も売れているので)から少し離れたクリニックにかかってみることにしました

 

やはり診断は「社会不安障害

変に納得感がありました

治療としてカウンセリングと薬物との選択がありまして

私は薬物を選びました

治るのでは?っと薬への期待もありましたね

 

処方されたのは意欲の増進、気分の調整、そして頓服

すぐに効果が出るものではないとはわかってはいましたが、

期待した効果は得られず、薬の増量を医師と相談していきました

結果、それがまずかったのです

 

特に精神薬は依存性が高いもの

私も依存しました

 

地方で暮す私

移動は車がつきものです

眠気ですね

事故がつきまとったのです

通勤時 仕事中 と

 

転職が続きました

転職が続くと、田舎ですから悪い評判も

地元では働きづらくなりました

 

こういった中でもしばらくは薬の副作用を認めたくなく、クリニックへの受診も

続きました

重症かつ継続というもので、その頃の自分はそれを望んでいたように思えます

症状が軽減したかというと、そんな気もするし、そうでない気もするし

自分では薬を飲んでいるから効果は出ていると思いたかった

 

波乱万丈の40代

また、お目にかかります

社会不安障害の自分〜冷汗奮闘記〜

こんばんは

お読みいただきありがとうございます

仕事も変わり、いろんな活動に参加するようになって、自分も変わらなきゃって思うようなりました

当然ながらですが、会議とか出席しても自分から発言するなんて到底出来ず、当てられたらちょこっと話すと感じで

それだけでも必死です

でも、その時の立場も手伝って、勇気を振り絞って何か一言言おう!と心に決め、タオルを片手に積極的に発言するように頑張りました

後、自分から司会や発表の役を買うように心がけて、役職などにも挑戦していったのです

慣れてくると自信もつくもんですね

大勢の前で話すこともありました

治った!というわけではないので、常にハンディを背負ってます

ただ、自分なりでいいんだというように考えるようになりましたね

話すことへの快感?も感じるように

聞かれているから聞いてくれていると考えるようにもなりました

今でもこのことが自信となり、いい意味で開き直れるようになったと

話す仕事がしたいって、果たせるかどうかはわかりませんが、将来の目標も出来ました

でも、この先波乱万丈な未来が待ち受けます

また、次回よろしくお願いします

社会不安障害の自分〜冷汗奮闘記〜

こんばんは

お読みいただきありがとうございます

社会人になってとある社会福祉法人に就職しましたが、仕事をするにあたって電話を架ける、受けることは付きものですよね

ここでも問題が発生しました

声を出す、話す=誰かに聞かれている

このことが新たな緊張に繋がり、言葉が出なくなったのです

特にあかさたなはまやらわなど

それ以外にも一度詰まるとその言葉も出ない

怖くなるんですね

また、冷汗ものです

そして電話の相手もどうしたの?って

今度こそって、イメージトレーニングとか試みましたが、結局本番では構えてしまい、結果失敗します

これは今までもあります

やっぱり電話は怖いです

スラスラ、なんの抵抗もなく出来る人が本当に羨ましい

開き直ること、大丈夫と心に思うのですが、一緒ですね

次回は、でもここまで努力しましたというエピソードについて

綴りたいと思います