社会不安障害の自分〜冷汗奮闘記〜

こんにちは

お読みいただきありがとうございます

これまで私自身が体験してきたエピソードから社会不安障害に焦点を当ててきました

今回は少し視点を変えて、客観的なところから見つめなおしてみたいと思います

社会に対する不安、人に対する不安

これらは多分、多かれ少なかれ以前からあったものと思われます

近年になり、ストレス社会と呼ばれる中で若年層の精神科受診者が増えるとともに、うつ病を始め精神疾患が広く伝えられるようになって、昔に比べ理解も深まってきています

大手を振って精神的なくるしさを言えるようになったのかなと感じます

私もそうですが、精神疾患は突如として引き起こされるものではなく、幼少期や思春期に培った生活体験が大きく影響しているものが多いです

身体疾患は治療すればある程度は治癒します

しかし精神疾患の場合は、カウンセリングや薬物により症状を軽減することは出来ますが治癒までは難しく、時間を要します

私も職業柄きちんと診断を受け、治療に結びつけるのが大切なのは理解していますが、内科や整形とは違い精神科、心療内科とくると誰もが二の足を踏むのではないでしょうか

及ばずながら私も相当勇気がいり、もうだめだと感じてようやく治療に踏み切りました

そうですよね

やっぱり自分の心のうちを他人に話すこと、おいそれとは出来ませんよね

恥と思っている、また精神科病院のイメージや精神疾患に対する偏見など二の足を踏ませる要因も多いです

私の場合受診したものの、成果と思えるものはあまりありませんでした

そうして今も引きずっています

また、それをもとにした後始末にも追われています

薬の怖さもわかりました

しかし、行動を起こさなければ何も変わらないのも事実です

精神疾患に対する相談窓口も増え、気軽に相談出来るようになってきています

治療までいかずとも、相談する、聞いてもらうだけでも随分違うものです

一歩踏み出しませんか

では、この辺で失礼します